エンジン・駆動系ホースが2015年5月生産車から変わります!

エンジン・駆動系ホースが2015年5月生産車から変わります!|「トヨタが環境にやさしいエンジン・駆動系ホースを世界初採用」の1枚目の画像

トヨタ自動車は、高い「耐油性」「耐熱性」が必要な特殊ゴム製部品であるエンジン・駆動系ホースに、“バイオヒドリンゴム”というバイオ合成ゴムを世界で初めて採用することを発表しました。

国内生産車種の「バキュームセンシングホース」に2016年5月から順次適用し、年内には国内生産の全車種に採用する予定です。

CO2排出を従来のゴムより20%削減!

バイオ合成ゴムの“バイオヒドリンゴム”を原料とした「バキュームセンシングホース」は、トヨタと日本ゼオンおよび住友理工による共同開発。

“バイオヒドリンゴム”は、大気中のCO2を吸収しながら生長した植物を原料とすることで、従来の石油系ヒドリンゴムに比べて、製造から廃棄までのライフサイクルで“CO2排出量を約20%抑制可能”とするものです。

一方、バキュームセンシングホースに求められる「耐油性」「耐熱性」「耐久性」は従来のヒドリンゴムと同等レベルを確保しています。

様々な技術を結集させてできたゴム。環境にやさしくて強さもキープ。

様々な技術を結集させてできたゴム。環境にやさしくて強さもキープ。|「トヨタが環境にやさしいエンジン・駆動系ホースを世界初採用」の3枚目の画像

今回、植物由来原料を“分子レベルで”石油由来原料と結合させ合成ゴムへ変換する技術など、様々な複合化技術を駆使することにより、他のゴム製品に比べ高い耐油性や耐熱性を必要とするエンジン・駆動系部品においてその性能を確保しました。

さらに部品製造においても、従来の石油系ヒドリンゴムを用いた場合と同等の品質と量産性を確保し、市販車への採用を可能としています。

「トヨタ環境チャレンジ2050」取り組みの一環。今後もどんどん拡大!

トヨタは2015年10月に、持続可能な社会の実現に貢献するための新たなチャレンジとして「トヨタ環境チャレンジ2050」を発表しています。この実現に向けた取り組みの一つとして、バイオヒドリンゴムを原料とした環境適応型のバキュームセンシングホースを採用しました。

トヨタは今後、エコプラスチック、バイオ合成ゴムをブレーキ系ホース、燃料系ホースなどの特殊ゴム部品への採用拡大につながる技術開発・実用化を推進していく予定です。

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